住友電工のクラウド型EVナビ

自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2012」の住友電工ブースでは、HV/EV関連技術・充電関連技術を中心にした展示を実施、その中で、EVに最適なルートを提供する、クラウド型EV用ナビゲーションシステムを紹介した。

同システムの開発を担当する、住友電工システムソリューション・モバイルシステム事業部の西村茂樹氏は「今回ご紹介しているのはEV用の経路案内のシステムとなります。まだ、EVですとガソリン車に比べ航続距離や充電ステーションも少ないといったことから、知らない場所を走る時にバッテリー切れといった不安を解消するものとして開発しました。バッテリー残量を考慮に入れ、途中に充電ステーションを経由するなど、目的地に向かう最適なルートを提供することが可能となります」と説明する。

今回の展示では、タブレット端末の『iPad』を使用したデモを実施。画面のルート設定では、気温の変化によるエアコンの電力使用量を考慮に入れたり、標高データからより電力使用量の少ない道路を選ぶなど、細かなルート設定が行なえるようにしてある。実際のサービス提供に向けては、車種ごとの特性や、車両情報の取得などへも対応していくという。

また、住友電工がナビゲーションサービスに取り組む狙いとしては、スマートフォンの普及によりサービスの提供がしやすい環境が生まれたことと、将来的にはクラウド型車載機ナビゲーションサービスの普及も視野に入れている。

西村氏は「交通情報を提供しているプロバイダーやカーメーカーでの採用を目指して開発をしております。当社は、交通情報の提供サービスをしており、様々な企業様に使って頂いています。その延長として、EVやドライバーの個性にあわせたナビゲーションサービスとして開発を進めています」と話した。

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