トヨタ自動車・布野幸利副社長≪撮影 小松哲也≫

トヨタ自動車の布野幸利副社長は25日、ハイブリッド車の技術について「日本のガラパゴスではない」とした上で、日本をはじめとする「先進国にとどめて満足する性格の技術ではない」との考えを示した。

布野副社長は同日、都内で開いた新興国での取り組みに関する説明会で発言した。「ハイブリッド技術は日本で開発して市場に導入して成功した。この技術は日本のガラパゴスではなく、アメリカで非常にご愛顧頂いているし、昨今中国も色んなエネルギーの選択肢を考える方向の流れの中でハブリッドを見直していこうという動きが多少出ている」と述べた。

さらに「新興国の政府の方々とお話をするとハイブリッドについての興味が非常に高い。これは経済発展がどんどん進んでいく中で新興国においても、環境保護の問題が非常に喫緊の課題になっている」と指摘。

その上で「ハイブリッドも色んな選択肢の中で展開していけるのではないかと思ってい、日本にとどめて満足、ないしは先進国にとどめて満足する性格の技術ではないと考えている」と強調した。