フォードモーターの従業員が作りだした「ブルーオーバル」の人文字

22日、大手格付け会社のムーディーズが、フォードモーターの信用格付けを「Ba2」から投資適格級の「Baa3」へ引き上げた。これを受け、フォードモーターは声明を出し、これを大々的に歓迎する意向を示した。

フォードモーターが、今回の格付け引き上げに喜んだのは、大きな理由がある。同じく大手格付け会社、フィッチが4月下旬、フォードモーターの格付けを投資適格級に引き上げると発表。主要格付け2社から、投資に適するとのお墨付きを得たことで、フォードモーターが担保として差し出した大きな財産を取り戻せる見込みとなったのだ。

フォードモーターは2006年、経営危機に直面。その際、金融機関から235億ドルを借り入れた。この時、担保として、フォードモーターを象徴するエンブレム、通称「ブルーオーバル」などを差し出している。

フォードモーターのビル・フォード会長は22日、声明を発表。「ブルーオーバルが我々の元へ戻ってくる。これはフォードモーターの全関係者の多大な努力のおかげだ」とコメントしている。