永井章地震津波監視課長(24日・気象庁)《撮影 中島みなみ》

24日0時2分頃、青森県を中心に震度5強の地震が発生した。

震源地は青森県東方沖で、震源の深さは約50km、地震の規模(マグニチュード)は6.0。最も強く揺れたのは青森県東北町で震度5強、青森県野辺地町、東通村で震度5弱。渡島地方東部、青森県津軽北部、岩手県内陸北部で震度4。東北町の小川原湖付近に強い揺れが集中している。

東日本高速は発生直後から、八戸道の八戸IC〜一戸IC、下田百石〜八戸JCTの2区間で50km/hの地震による速度規制を実施したが、速度規制は1時47分までに解除された。青森県道での被害もない。

また、東北町では今朝から調査を開始し「県道の下を通る水道管の破裂による漏水、町の体育施設の一部で引き戸などの破損があった」(同町総務課)と、話した。

気象庁は深夜2時から会見を開き、昨年3月に起きた東北地方太平洋沖地震との関連を説明した。

今回の地震の震源地は、東北地方太平洋沖地震の震源域から北へわずかにずれているが、今年4月27日にはM5.0 最大震度3が起きている。

地震火山部の永井章地震津波監視課は「10数年間でM5.0を超えるものが20個ほど発生している。年に1、2個は発生していることになるが、M7.0を超える地震は発生してない。このエリアの中で最大規模の地震が発生したと考えられる」と語り、「これまで起きてきた地震の発生状況からして、特に変わったものではない。余震活動が活発化したような状態で起きていない」と、東北地方太平洋沖地震との関連性は薄いと説明した。

今回の地震は最大震度5強だったが、直前の緊急地震速報(警報)は発表されず、地震検知から3.5秒後に発表された緊急地震速報(予報)にとどまった。この段階では警報の発表基準である最大震度5弱以上に達しなかったことが原因。

「予報は1階級の誤差はあるので、予報止まりということも考えられる」と、永井氏は述べた。

震度の分布