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日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)は、2012年度のライセンス会員について、インターネット経由での取り扱いを始めた。これにより、パソコンや携帯電話で利用可能となる。

全日本選手権をはじめとするMFJ公認レースやMFJが承認するイベントレースに参加するためには、ピットクルーを含めた出場者全員のライセンス所持が条件となる。

しかし、郵送による申込みでは、手元にライセンスが届くまでに約3週間の期間が必要で、申請そのものが負担となっていた。オンラインでは、本ライセンスの到着を待たずに、手持ちのプリンターで仮ライセンスを印字させることができる。

MFJ事務局ライセンス係によると、「最短で申込みの翌日には仮ライセンスが発行される」という。

「急にピットクルーを頼まれて、ライセンスが間に合わないため出場ができないということがあったかもしれないが、これからはそうしたことを減らすこともできる」(同)

ただ、新規に会員となる場合など、申請のほかに添付書類が必要な場合は、書類を郵送する必要があるため、従来と同じ手続きが必要だ。

MFJのこうした会員への気配りは、深刻な会員数減少という問題がその裏にある。

現在のMFJのライセンス会員は約2万人。それが毎年4〜7%の減少を続けている。MFJ関係者の一人はこう話す。

「オンライン申込みは、便利で良いことだが、むしろ遅すぎたぐらい。今は現役だけでなく未来を支えるジュニアも、経済的事情から親が断念するケースが相次いでいる。こうした状況を食い止める対策を、もっと早く、具体的に行っていく必要がある」

日本モーターサイクルスポーツ協会の公式ウェブサイト。画面右上にライセンス申請へのリンクが設置されている