18日午後11時30分ごろ、新潟県新潟市北区内の県道を走行中の乗用車が路外に逸脱。道路右側の看板に衝突する事故が起きた。この事故で17歳の女性が死亡。警察は知人の少年に身代わり出頭を命じた20歳の男を逮捕している。

新潟県警・新潟北署によると、現場は新潟市北区太夫浜付近で片側1車線の直線区間。乗用車はスピンした状態で対向車線側へ逸脱し、道路右側の看板に衝突。弾みで横転したものとみられている。

この事故で後部座席に同乗していた17歳の女性が頭部や頚部を強打。近くの病院へ収容されたが、頚部骨折が原因でまもなく死亡した。事故は警察や消防に通報されず、女性は病院に直接搬送されていた。

警察は女性を病院へ運び、その後の聴取で「クルマを運転していた」と申告した19歳の少年を自動車運転過失致死などの容疑で逮捕したが、供述内容に整合性の取れない部分があったことから追及したところ、20歳の男に身代わり出頭を頼まれていたことが判明した。

このため、20歳の男から事情を聞いたところ、身代わり出頭の依頼を認めたことから、男を自動車運転過失致死と道路交通法違反(無免許運転、事故不申告)容疑で逮捕。最初に出頭した少年は一旦釈放し、犯人隠避や道路交通法違反(無免許運転教唆)などの容疑で逮捕。病院搬送を手伝った17歳少年も犯人隠避幇助容疑で逮捕されている。

調べに対して男は「無免許運転の発覚を逃れたかった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯や、身代わり出頭を依頼するまでの経緯について詳しく調べるとともに、事故当時の同乗者からも事情を聞く方針だ。