NKSJホールディングスが18日発表した2012年3月期連結純損益は、923億円の赤字だった。タイ洪水を始めとする国内外の自然災害およぶ法人税率引き下げの影響などにより最終赤字が前期から793億円拡大した。

売上高にあたる正味収入保険料は前期比2.1%増の1兆9738億円。これに対し正味支払保険金は同18%増の1兆4727億円だった。タイ洪水に伴う経常損益への影響額は1027億円。また法人税率引き下げに伴う繰延税金資産取崩の影響は372億円となった。

2013年3月期は国内損保事業、海外保険事業ともに黒字転換を見込み、純損益は240億円の黒字を予想している。中核企業の損害保険ジャパンでは375億円の赤字から310億円の黒字に、日本興亜損害保険は226億円の赤字から220億円の黒字に転換する見通し。