ロシアタンポポ

ブリヂストンは17日、タイヤ用途として使われる天然ゴムを「ロシアタンポポ」から採り出すことに成功したと発表した。

今回、ブリヂストンの米国子会社(BATO)が参加するオハイオ州の産学連携コンソーシアム「PENRA」が行なう、ロシアタンポポ由来の天然ゴムに関する研究のなかで、従来の天然ゴムと同等の性質が確認された。

今後、同社グループは「PENRA」と協力して引き続き積極的な研究活動を進め、今夏には「PENRA」のパイロット施設より得られる天然ゴムを独自に試験して確認を進めるとともに、2014年には同プロジェクトが予定する収穫の拡大に基づいて、タイヤテストを含めた拡大試験を行う予定。

ロシアタンポポ由来の天然ゴムは従来の天然ゴムと同様、植物が生み出すバイオマテリアルだが、ロシアタンポポは従来のパラゴムノキとは全く異なる気候条件の土地で栽培される。

実用化が可能になれば、原材料供給源の多様化につながり、現在の天然ゴム産出地域への一極集中の緩和につながると共に、北米での地域生産地域消費によるメリットも期待される。

ロシアタンポポの根部