新型日産アルティマのラインオフ式典

日産自動車が間もなく、米国市場へ投入する主力ミドルセダン、新型『アルティマ』。日産の米国部門のトップが、「米国ベストセラー車のカムリ超え」を、堂々と宣言した。

これは15日、米国テネシー州スマーナ工場で行われた新型アルティマのラインオフ記念式典での出来事。スピーチで登壇した日産アメリカのビル・クルーガー副会長は、最終的には顧客が決めること、と断った上で、「新型アルティマを米国ベストセラー車に押し上げる準備は整った」と述べたのだ。

クルーガー副会長の発言の「米国ベストセラー車」とは、トヨタ『カムリ』を指す。2011年、米国乗用車市場を制したカムリは、前年比0.3%増の33万7094台を販売。一方、2位のアルティマは23.6%増の29万5790台だった。両車の間には、約4万台の開きがあるが、前年比が示す勢いという点では、アルティマの23.6%という伸びは著しい。

日産がカムリ超えを実現するための手段が、新型アルティマの増産だ。新型はスマーナ工場だけでなく、ミシシッピ州キャントン工場でも生産される予定。クルーガー副会長の言う「米国ベストセラー車に押し上げる準備」とは、新型アルティマを2工場で生産することを意味する。

10年連続で、米国ベストセラー乗用車に君臨するトヨタカムリ。2012年、新型日産アルティマがこの牙城を攻略できるか、注目される。

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