中部電力は、2000MPa級の強い電磁力に耐える次世代超電導コイルを開発した。

同社は現在、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から「イットリウム系超電導電力機器技術開発」のうち、電気をコイルに貯蔵する超電導電力貯蔵装置(SMES)の開発を受託し、次世代超電導コイルの開発を進めてきた。

今回、超電導線材に作用する電磁力をコイルの面で支える画期的な方法を東北大学金属材料研究所強磁場センターと共同開発し、液状樹脂を用いた絶縁被覆技術と組み合わせることで従来のイットリウム系超電導コイルの2倍、金属系超電導コイルの6倍という、世界最高強度の電磁力に耐えるコイルの開発に成功した。

今回の新構造コイルは2000MPa級の電磁力に耐えることが可能で、開発したコイルは世界最高強度を持つ。コイルはコンパクトながら大型コイル同等の強度を確保することが出来るようになるという。