ヤマハ発動機は、インドにおける二輪車販売の拡大に対応するため、北部ニューデリーにある既存生産拠点に加え、南部地域に新たな二輪車工場を建設することを決定した。14日、タミル・ナードゥ州政府と同地域への進出に関する合意書を取り交わした。

新工場は、2012年にタミル・ナードゥ州チェンナイ郊外のバラム・バダガル工業団地内に約44万平米の土地を取得して建設着工。2014年の稼動を予定、生産能力は2018年に180万台を予定している。

また、北部生産拠点でも現在の60万台から100万台まで能力を増強。新工場の建設と合わせて、インドでの生産能力は年間280万台となる。

新工場のコンセプトは、理論値生産の考え方に基づき、部品製造と完成車組立との完全同期生産とする。また、同社としては初めて、主要取引先で形成されるベンダーパークを工場の隣接地に確保し、社外の部品製造工程とも完全同期化を実現。ものづくり工程全般における、管理ロスや物流ロスの極小化を実現し、高い生産性と収益性を兼ね備えた工場となる。