富士通テンが発表した2012年3月期の連結決算は、最終損益が156億3700万円で2期連続の赤字となった。前期の98億3000万円から赤字幅は拡大した。

震災や洪水による、自動車メーカーの稼動停止、部品サプライチェーン寸断、商品のコモディティ化に伴う低価格化と競争激化、歴史的な円高、主な販売先である日本の自動車市場の低迷等により売上は減少。前期比7.3%減の2491億9000万円となった。

営業損益は通期では初めてとなる赤字を計上。41億3000万円のマイナスとなった。経常損失は43億3900万円だった。

今期の業績見通しについては、固定費低減や生産体制再編による国内加工費低減を図り、黒字転換を目指す。売上高は同5.4%増の2627億円、営業利益は30億円、経常利益は30億円、最終損益は17億円の黒字となる見通し。