タイ生産の日産・マーチ(参考画像)

日産自動車が発表した2012年3月期連結決算は、営業利益が前年同期比1.6%増の5458億円と増益となった。為替差損や原材料高を新車販売増加でカバーした。

グローバルの販売台数は中国、米国、欧州の販売が好調で同15.8%増の484万5000台と過去最高を記録した。世界の全需は同4.2%増の7570万台で、これを上回る伸びとなり、世界シェアは6.4%と、前年より0.6ポイントアップした。

新車販売が好調で売上高は同7.2%増の9兆4090億円となった。経常利益が同0.5%減の5350億円、当期純利益は投資有価証券売却益を計上し同7.0%増の3414億円となった。

最終利益額はトヨタ自動車、ホンダを抜いて日系自動車メーカートップ。

カルロス・ゴーン社長は「日産は世界中の顧客から当社の商品やブランド、技術を評価頂いたことで記録的な販売を達成し、着実に営業利益を確保した。しかも、これらの成果を、いくつもの自然災害、為替市場で過大に評価されている円、そして不安定なグローバル経済環境など、様々な困難の中で達成できたことに意義がある」と述べた。