ゴーン社長(参考画像)

日産自動車は11日、今期(2013年3月期)の連結業績予想を発表した。世界販売は前期比10%増の535万台と、3年連続で過去最高を計画、営業利益は28.2%増の7000億円と大幅増益を予想した。

世界販売のうち最大の販売先となった中国で8%増の135万台、北米地域では8%増の152万台をめざす。営業利益はリーマン・ショック前の08年3月期(7908億円)には及ばないが、近いレベルに回復させる。

為替は1ドル82円、1ユーロ105円を前提とし、売上高は9.5%増の10兆3000億円、純利益は17.2%増の4000億円の予想を出した。12年3月期は、世界販売が16%増の484万5000台となり、営業利益は1.6%増の5458億円、純利益は7.0%増の3414億円を計上、国内大手3社では唯一増益を確保した。

横浜市のグローバル本社で会見したカルロス・ゴーン社長は「2011年度は過去最高の販売台数を実現できた。複数の自然災害と為替変動の逆風にも拘わらず、日産は改めて危機を乗り越える力を証明した」と語った。