いすゞ自動車・細井行社長(参考画像)《撮影 小松哲也》

いすゞ自動車の細井行社長は10日の会見で、同社株を5.9%保有するトヨタ自動車との資本関係について「(トヨタは)何らかの考えをもたれているのだろう。(保有する理由は)トヨタさんに聞いてもらいたい」と述べた。

両社は2006年11月に、乗用車用ディーゼルエンジンの共同開発で提携し、いすゞの同意のもとに、トヨタが出資している。その後、共同開発はもの別れとなったものの、トヨタの株保有が続いている。

細井社長は、トヨタによる保有について「私は一向にかまわない。グループを含めて可能性は色々あるので」とも語り、トヨタ傘下で同業の日野自動車との提携拡大の可能性も示唆した。

一方、米GM(ゼネラルモーターズ)と資本提携を復活させる可能性については「今現在もGMとは事業をやっており、いままでの延長線上として協業拡大を協議することはあるが、資本の話はしていない」と語った。