トヨタ自動車 決算会見《撮影 土屋篤司》

トヨタ自動車は9日、今期(2013年3月期)の連結業績予想を発表した。連結世界販売は前期比18%増の870万台と大幅な回復を見込み、営業利益は2.8倍の1兆円を予想した。

世界販売のうち、北米は26%増の235万台、アジアは34%増の178万台とするなど、全地域での増販を図る。売上高は18.4%増の22兆円、純利益は2.7倍の7600億円を予想している。

為替レートは1ドル80円、1ユーロ105円を前提とし、営業損益での減益影響は前期の2500億円からゼロ見込みとなる。原価低減は前期を900億円上回る2400億円を計画している。

12年3月期は連結世界販売が1%増の735万台となり、営業利益は24.1%減の3556億円、純利益は30.5%減の2835億円と、それぞれ2月時点の予想を800億円余り上回った。会見した豊田章男社長は、「前期は東日本大震災や超円高など非常に厳しい環境だったが、仕入先と一丸になった生産回復によって、3556億円の営業利益が確保できた。体質強化が着実に進んでいる」と評価した。

トヨタ自動車 決算会見《撮影 土屋篤司》