富士重工業決算会見≪撮影 小松哲也≫

全体相場は反落。

ギリシャの政局混迷から欧州債務危機再燃に対する警戒感が強まり、円相場が対ドル、対ユーロで上昇。外部環境の悪化を嫌気し、輸出関連株を中心に東証1部銘柄の9割近くが下落する全面安の展開となった。

平均株価は前日比136円59銭安の9045円06銭と大幅に反落して取引終了。2月13日以来およそ3か月ぶりの安値を付けた。

自動車株は総じて軟調。

日産自動車が13円安の777円と反落。

いすゞ、スズキ、日野自動車、ダイハツ工業も反落し、三菱自動車、マツダが下落した。

こうした中、富士重工が36円高の638円と続伸。市場は業績の裏付けがある個別銘柄物色の色合いを濃くしており、好業績銘柄の一角として人気を集めた状況だ。

ホンダも10円高の2729円と小幅ながら続伸。

トヨタ自動車は3145円で変わらず。取引中から決算への期待で底堅い動きとなったが、大引け後に発表した今3月期業績見通しは、純利益が前期比2.7倍の7600億円、営業利益1兆円。内容的にはサプライズはないが、明日からの動きに注目されるところだ。

トヨタ自動車決算会見《撮影 土屋篤司》