トヨタ自動車 決算会見《撮影 土屋篤司》

トヨタ自動車が発表した2013年3月期の業績見通しは営業利益が前年同期比181.2%増の1兆円となる見通し。

連結販売台数は前期より134万8000台増となる870万台の販売を計画する。このうち、国内は12万9000台増の220万台だが、北米が47万8000台増の235万台、アジアが45万3000台増の178万台、その他地域が22万6000台増の151万台と海外での増販を計画する。

新車販売の増加で売上高は前年同期比18.4%増の22兆円を計画する。

収益では、諸経費の増加で1456億円減益効果が見込まれるが、為替変動の影響がゼロ、販売の増加など営業面の努力で5500億円、原価低減で2400億円の増益効果から営業利益が1兆円にまで回復、税引等調整前当期純利益が同168%増の1兆1600億円を見込む。

最終利益は7600億円と前期の2835億円の約2.7倍の増益を見込む。

トヨタの豊田章男社長は「2013年3月期の見通しで一言申し上げたい点は、全社をあげて取り組んできた収益改善活動の着実な進捗に加え、いいクルマが台数・収益に結びつき、さらなるいいクルマへの投資につながるというサイクルが回りだしたことに確かな手応えを感じている」と述べた。

その上で「今年は商品が大きく変わる年になる。トヨタブランド、レクサスブランドともに、多くの車種がモデルチェンジの時期を迎えるなか、先進国の成熟市場も、これから伸びていく新興国市場も、何としてもこのクルマに乗りたいと顧客に思ってもらえる魅力的な商品を次々と投入していく」とした。

トヨタ自動車 決算会見《撮影 土屋篤司》 トヨタ自動車 決算会見《撮影 土屋篤司》