2012年4月、滋賀県栗東市内で発生した重傷ひき逃げ事件について、滋賀県警は3日、容疑車両を運転していた24歳の男をひき逃げ容疑で逮捕するとともに、この男から指示を受けて証拠隠滅を図ったとして、24歳の男2人を犯人隠避や証拠隠滅容疑で逮捕している。

滋賀県警・草津署によると、問題の事故は2012年4月2日の午前6時50分ごろ発生している。栗東市目川付近の市道で、丁字路交差点を進行していた自転車と乗用車が衝突。自転車は転倒し、乗っていた29歳の男性が足を骨折するなどの重傷を負った。

車はそのまま逃走したため、警察は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。現場で採取した破片から容疑車両の車種を特定し、大津市内に在住する24歳の男を自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

また、この男の供述から事故当時に助手席に同乗していたものの、後に現場へ戻って事故とは無関係な発見者を装って通報していた24歳の男と、この男と一緒に容疑車両を解体して証拠隠滅を図った別の24歳の男が犯人隠避と証拠隠滅容疑で逮捕されている。

逮捕された3人は「容疑に関与したことは間違いない」と供述しているという。容疑車両は大津市内の資材置き場から骨組みになった状態で発見されており、警察では3人を厳しく追及し、逃走の動機や解体の経緯について調べを進める方針だ。