スバルBRZ《撮影 野口岳彦》

富士重工業(スバル)は8日、今期(2013年3月期)の業績予想を発表した。北米や、ロシアを含む欧州などでの販売増により、売上高は前期比23%増の1兆8600億円と過去最高を見込み、営業利益は52%増の670億円と大幅増益を予想した。

連結販売台数は、主力の北米で15%増の35万6000台を計画、グローバルでは13%増の72万1000台と、過去最高となる。営業損益段階では、販売増などにより514億円の増益効果を見込んだ。

為替レートは1ドル80円、1ユーロ105円を前提とし、営業損益で31億円の増益効果とした。純利益は25%増の480億円を予想している。

12年3月期は、円高だけで420億円の悪化要因となり、営業利益は48%減の440億円と、ほぼ半減した。ただ、東日本大震災後に想定した300億円を大幅に上回っており、吉永泰之社長は「大震災や歴史的な円高を考慮すると、まずまずの収益を確保できた」と評価した。純利益は24%減の385億円だった。