ヒュンダイのブレーキ優先装置のイメージ図

韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)の米国法人、ヒュンダイモーターアメリカは2日、ブレーキ優先装置を米国で販売する全モデルに標準装備すると発表した。

これは4月12日、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)が米国で販売する全ての新車に、ブレーキ優先装置の標準装備を義務づける法案の内容を公表したことを受けての対応だ。

ブレーキ優先装置は、アクセルペダルがフロアマットに引っかかるなどして、ドライバーの「意図しない加速」が起きた場合、ブレーキペダルの操作を優先するシステム。米国で2009年、電子制御スロットルを採用するトヨタ車に「意図しない加速」問題が起きたのを受けて、米運輸省が標準化に向けた動きを進めていた。結局、このトヨタ車の急加速問題は、「車両側の不具合ではない」と結論づけられている。

ヒュンダイモーターアメリカの発表によると、5月生産分からヒュンダイの米国仕様車全モデルに、ブレーキ優先装置を標準採用。ヒュンダイは「米国運輸省の最終決定を待たずして、いち早く安全装備の標準化に踏み切った」と説明している。