ポルシェ カレラカップ ジャパン2012 第3戦

5月3日、GWまっただ中の富士スピードウェイで、PCCJ(ポルシェ カレラカップ ジャパン)の第3戦が幕を開けた。初戦の岡山同様に、今回もスーパーGTとの併催イベントだ。

今大会では第2戦までの時点でチャンピオンクラスのポイントリーダーに立つゼッケン11番山路慎一に代わり、山野直也がエントリー。総勢17台で勝敗を競い合う。荒れた天候となった3日の予選では、コースのところどころに川ができてしまうほどの大雨だ。予選方式は30分間の1セッション勝負で行われることになった。

タイヤは全車レインタイヤをチョイス。トップタイムはゼッケン14番平川亮がマークし、それをゼッケン90番イゴール・スシュコが追う展開だ。一方、優勝候補の一角の山野は、コンディションの好転とタイヤの温存を狙いピットで待機する。

そしてタイムが落ち着きはじめた13分過ぎ、 山野がようやくスタートした。猛然とアタックを開始し、早々に1分56秒230をマーク。平川のタイムに肉薄する2番手につける。ところが、ゼッケン22番マイケル・グリーンが山野を抜くタイムを叩き出し1番手に浮上。

結局順位は入れ替わらず、平川、マイケル、山野、イゴールのオーダーで決勝レースは始まる。12時4分にスタートが切られた。ホールショットを決めたのは、ポールシッターの平川。続いて山野が続く。

オープニングラップを終えて各車がホームストレートに戻ってくるが、ピットロード出口付近でイゴールがクラッシュを喫してしまう。これでトップ争いは完全に平川と山野の一騎打ちに絞られた。

そんなレースが大きく動いたのは5周目の1コーナー。山野が平川の後ろにピタリとつけ、そのまま1コーナーのインから鮮やかなオーバーテイクを披露して見せた。

一方、中段のジェントルマンクラス首位争いも熱を帯びる。ゼッケン16番横幕ゆぅがゼッケン32番飯田太陽を退け、ゼッケン8番櫻井澄夫と秒差の接戦を展開。一時は櫻井が0.3秒差にまで迫るなど熱のこもったバトルが展開された。

15周目、山野は0.8秒だった平川との差を最終的には7.642秒に広げてトップチェッカー。ジェントルマンクラスでは横幕が櫻井を引き離し、今シーズンクラス2勝目を飾った。

第4戦&第5戦のダブルヘッダーラウンドは、6月9日〜10日に富士スピードウェイで開催。今回の富士での雪辱をルーキー平川が果たすのか。非常に見もののレースとなりそうだ。

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