ムジェロテストでのフェラーリ

フェラーリがスペインGPで投入予定のメジャーアップデートの第一弾をムジェロ・テストに投入。元ジョーダンなどでテクニカルディレクターを務めた経歴のあるゲーリー・アンダーソンが解説した。

「排気の取り回しは普通に見える。大した利益もないが害もないやり方と言えばいいだろうか。取り扱いの難しさから、この場所を選んだようにも見える。ラジエターアウトレットをレターボックス形状にしたことも苦労の跡がうかがえるね。ラジエター排出口の位置は変えられないが、細く絞ることでコークボトルラインを整えたかったのだろう」

「ただし、現状では無理のない妥協案だと私は思う。いずれこのラジエーター配置は廃止するかもしれないし、さらなるアップデートバージョンでそれを考えているのではないかな」

「ラジエーターから出る低速の気流を、本当は高速で空気を流したい場所に持ってきてもメリットはない。フェラーリが施した全体の改良箇所だけで稼げるのは、せいぜい0.2秒か0.3秒といったところではないだろうか」

ムジェロテストでのフェラーリ