29日早朝に群馬県の関越自動車道において発生した貸切バスの事故を受け、国土交通省は同日、安全対策および事故防止の徹底を図るため、関係事業者団体長あて、自動車局長通達を発出した。

事故は29日午前4時40分ごろ、群馬県藤岡市の関越道上り線藤岡ジャンクション付近において、貸し切りバスが乗客45名を乗せて進行中、道路左側に衝突し、7人が死亡した(死者の数は29日午後2時現在)。

通達では、「多くの人がバス等の公共交通機関を利用して観光等のため長距離を移動するゴールデンウィーク期間中においては、安全対策に全力を傾注しなければならない」とする。

通達概要は以下の通り。

1. 現行の運行管理業務の実施状況を確認し、安全確保の原点に立った確実な運行管理を実施すること。特に、次に掲げる事項を適切に実施すること。
(1)確実な点呼の実施
(2)適切な運行計画の作成及び運行指示
(3)労働時間に関する改善基準告示の遵守等、過労運転の防止

2. 運行に当たっては、道路交通法等の法令遵守の徹底を図るなど、安全確保を最優先するよう乗務員に徹底を図ること。