JVCケンウッドが発表した2012年3月期の連結決算は、最終損益が60億3200万円の黒字となった。前期は40億2500万円の赤字だった。

雇用構造改革費用や固定資産売却損の大幅な減少により、特別損失が前期比で約174億円減少したことがその要因。黒字化は2008年10月のグループ発足以来初。

売上高は前年同期比9.0%減の3208億6800万円で減収となった。円高、震災、タイ洪水の影響に加え、前期に実施した構造改革による一部事業の絞り込みや譲渡が伸び悩みの原因となった。

収益では、営業利益が同1.1%減の128億1300万円。経常利益は同15.3%減の64億2000万円だった。

今期の業績見通しは、売上高が同5.9%増の3400億円、営業利益が同9.3%増の140億円、経常利益が同40.2%増の90億円、最終利益が同16.0%増の70億円となる見通し。