三菱自動車益子修社長(2012年3月決算会見)《撮影 山田清志》

三菱自動車の益子修社長は26日、2012年3月期決算会見の席上、昨年夏に実施した土・日曜日の操業について、今年はやらないという考えを示した。

「非常に効率が悪いし、従業員を含めて評判がよくなかった。というのも、月火水で仕事をしろといわれても、銀行、官公庁、取引先、海外のことがあるので3日間で仕事をするのには無理がある。そうすると、木金も出てこなければいけない。かなりの人が1週間フルに出てしまう結果になった。弊害が多すぎる」と益子社長は説明する。

そのため、今年は昨年並みの節電を実施すると同時に、関西電力管内の京都エンジン工場では7月から自家発電を行う。これによって、京都工場の総電力使用量の10%強がまかなえ、「なんとか減産をしないで済む」という。ただ、この結果、コストが上がってしまうそうだ。

三菱自動車のように、この夏も電力対策に頭を痛める企業が続出することは間違いないだろう。