HINO 700 Series ダンプ(輸出仕様車)

日野自動車が26日発表した2012年3月期の連結決算は、最終利益が163億円と、4期ぶりに黒字へ転換した。前期は震災による特別損失61億円などの影響もあり、100億円の赤字だった。

国内売上げ台数は、復興需要やエコカー減税・補助金政策などに前年同期比27.1%増の3万7000台と大幅増加。海外市場ではタイ洪水による影響を受けたものの、その後の急速な市場回復や、アジアを中心とした新興国における堅調な景気拡大を背景に、同14.5%増の9万台と順調に推移した。日野ブランドの総売上げ台数は同17.9%増の12万8000台だった。

トヨタ自動車からの受託生産は、『ランドクルーザー』が減少したことで同3.4%減の15万3000台となった。これらの結果、売上高は前年同期比5.8%増の1兆3145億円となった。
損益では、材料費の高騰や為替円高の影響を受けたものの、売上高の増加や採算改善・原価低減活動などにより、営業利益は同29.8%増の375億円となった。経常利益は同38.0%増の345億円となった。

今期の業績見通しは、トラック・バス市場が国内外ともに堅調に推移すると予測。売上高が同12.6%増の1兆4800億円、営業利益が同25.3%増の470億円とした。

販売台数では、国内トラック・バスが同5.4%増の3万9000台、海外トラック・バスが同26.6%増の11万4000台、トヨタ向け車両が同16.6%増の17万8500台と予想した。