三菱ミラージュ(東京モーターショー11)《撮影 野口岳彦》

三菱自動車工業が26日発表した2012年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比58%増の637億円。円高のマイナス影響はあったものの、車種構成の改善や、資材費コスト低減などが寄与した。当期純利益も同53%増の239億円と大幅増益。

売上高は、卸売台数の減少や円高の影響を受け、同1%減の1兆8073億円。経常利益は同56%増の609億円。

販売台数は、同1%増の100万1000台となった。国内は、エコカー補助金再開の効果などもあり登録車は前年を上回ったものの、軽自動車が振るわず、同7%減の15万2000台にとどまった。

海外では、『アウトランダースポーツ』(日本名『RVR』)の好調などにより米国の販売が増加したことで、同13%増の10万6000台となった。欧州は、需要の減速が見られる西欧地域での販売は前年を下回ったものの、市場の回復が続くロシアで大きく販売を伸ばし、地域全体としては前年度並みの21万8000台となった。アジア及びその他の地域については、タイやインドネシアなどのアセアン地域や、ブラジルをはじめとする中南米地域の好調に支えられ、同3%増の52万5000台となった。

2012年度の販売台数計画は、アセアン地域やロシアをはじめとする新興市場で引き続き安定的な伸長が見込まれることに加え、世界各地域にて順次展開を開始する新型車の投入効果も期待できることから、同9%増の108万8000台とした。

また、2012年度の業績見通しは、新型車投入や新興市場の強化などで販売台数増加による増収を図るとともに、コスト低減を推進。売上高が同10%増の1兆9800億円、営業利益が同10%増の700億円、経常利益が同15%増の520億円、最終利益が同5%増の250億円とした。

三菱RVR《撮影 宮崎壮人》