日本鉄鋼連盟が発表した2011年度(2011年4月〜12年3月)の鉄鋼生産概況によると、粗鋼生産量は1億0646万t、前年比3.9%減となり、2年ぶりにマイナスとなった。

円高の影響で輸出が低迷したのが主因。年度前半は東日本大震災の影響で自動車向けや電機向けが減少したものの、後半に巻き返し、2年連続で1億t台を維持した。

炉別生産では、転炉鋼が同5.9%減の8122万tと低調だった。電炉鋼は同3.1%増の2525万tとなり、粗鋼合計に占める電炉鋼比率は23.7%と前年度を1.6ポイント上回った。

鋼種別では普通鋼が同4.2%減の8200万t、特殊鋼が同2.8%減の2446万tだった。