東芝が開発した「ポータブルガンマカメラ装置」

東芝は16日、放射線を可視化するポータブルガンマカメラ装置の販売と撮影サービスを開始すると発表。同装置で、短時間で広範囲を計測でき「ホットスポット」の特定が容易になり、除染作業の効率化が図れるとしている。

今回発売するポータブルガンマカメラでは、放射線センサで測定したガンマ線とビデオカメラで撮影した映像を信号処理装置で重ね合わせ、放射線量が高い場所を赤く、低くなるにつれ黄色、緑、青と色を変えて表示する。

同社は、同装置を2011年12月に発表して以来、福島市実施の実証実験に参加するとともに、地方自治体などに提案活動を行ってきたが、改めて自治体などからのニーズが高いことを認識。

今回、今後本格化する被災地の除染活動に貢献できるよう生産体制を構築し、販売とサービスの提供を開始することを決定した。

今後、これまで提案してきた三脚による固定方式の撮影に加え、道路などを効率よく撮影するため、車両に装置を搭載した撮影方式も提案していくとしている。

放射線量が高い場所を赤く、低くなるにつれ黄色、緑、青と色を変えて表示 三脚による固定方式の撮影に加え、道路などを効率よく撮影するため、車両に装置を搭載した撮影方式も提案していく