HKSトヨタ 86 D1仕様(東京オートサロン12)《撮影 雪岡直樹》

HKSが発表した2012年2月中間期の連結決算は、経常損益が1億2500万円の赤字に転落した。前年同期は2200万円の黒字だった。

同社の主力事業領域である自動車のアフターマーケットは、若年層が減少する中、自動車メーカーのモータースポーツ離れ、省燃費・エコ・ハイブリッドなどへの傾斜も進み、スピード・ハイパワーといった性能に重点を置いたチューニングアップ商品は縮小傾向にある。

こうした中で、ガソリン車を天然ガスでも走れるようにするBi-fuel用改造キットやBi-fuel車の販売促進、ディーゼルエンジンを改造して天然ガスで動くようにするエンジン改造事業に注力してきた。

これらの結果、売上高は前年同期比0.5%増の27億6000万円と微増だった。営業損益は東京オートサロンや中国初となるチャイナオートサロン、米国のSEMAショーなどへの出展経費がかさみ、1億1300万円の赤字となった。当期損益は1億5900万円の赤字だった。

通期業績見通しは修正した。水上バイク用スーパーチャージャーなどの受託生産・メーカーからの受託加工が予想以上となり、売上高は前回予想より2億円増となる62億円となる見通し。

営業利益は利益率の低い受託生産の売上げが増加したことや積極的な広告宣伝活動による販売費の増加で、前回予想より8000万円マイナスの2億円、経常利益は9000万円マイナスの2億1000万円、当期純利益が6000万円マイナスの9000万円となる見込み。

HKSトヨタ 86 D1仕様(東京オートサロン12)《撮影 雪岡直樹》 HKSトヨタ 86 D1仕様(東京オートサロン12)《撮影 雪岡直樹》