新東名《撮影 中嶋みなみ》

14日15時、新東名が開通する。御殿場ICT〜三ヶ日の約161.9km。国土開発幹線自動車道建設法で、1987年6月の閣議決定以来、24年の歳月と総工費2兆5710億円を費やした。

神奈川県・海老名南JCT〜愛知県・豊田東三ヶ日までの全長254km。今回開通するのはその一部だが、約162kmもの区間を一度に開通するのは、高速道路建設史上初めてとなる。

新東名は東名より富士山側にルートを取り、中山間部を通っているが、カーブや勾配が緩やかで、安全で快適な運転ができるよう設計されているのが特徴。

海側を走る東名と比較すると、カーブの最小半径では、東名は300mに対して、新東名は3000m。最大勾配は新東名が5%に対して、新東名は2%となだらか。その分、渋滞も発生しにくい。

新東名と東名は、ほぼ並行して走っている。渋滞や災害などでどちらかが通行できない場合、互いを補い合うダブルネットワークになっている。途中、新東名・新清水JCT〜東名・清水JCTの連絡路を使って、乗り換えることができる。

料金算出の場合は、全長のうち新清水JCT〜清水JCTの連絡路を対象にしないため、新東名のほうが東名より約10km短い157.4km。そのため東京〜名古屋の通行料金は、普通車で200円、大型車で300円安くなる。

開通区間には、駿河湾沼津、静岡、浜松に上下6か所のSA、清水(上下一体型)、藤枝、掛川、遠州森町に7か所のPAを設置。すべてのSAと清水PAに、大型商業施設ネオパーサ(NEOPASA)をオープンする。

新東名の東京〜名古屋間の通行料は6900円(普通車)、1万1300円(大型車)。

新東名《撮影 中嶋みなみ》