シボレー ソニック《撮影 トヨサキジュン》

『ソニック』を目にしたいろいろな国のモーターショーの中で、とくにその存在が際立って見えたのは韓国、中国といった、日本よりも人々のクルマ熱が盛り上がっている国である。

コンパクトカーに、エコや経済性よりも個性や元気な走りを求める人たち。初めての愛車、自分を表現するアイテムや毎日の相棒として、コンパクトカーに魅力を感じる人たち。

そんな人たちに向けて、ソニックは輝きを放つモデルだと感じた。

外観はシボレーのクール&ワイルドなイメージがギュッと凝縮されて、都会の夜に似合うデザイン。インテリアではポップなメーターなど、細部までしっかりイメージ統一されている。

それでいて、頭上空間や後席の足元スペースは広く、幅広いドアポケットや5個の小物収納、トレイやドリンクホルダーと、使い勝手は日本車にも負けてない。

ラゲッジはフロアが高くはなるものの、フラットだし床下収納もあって実用的だ。

また1.6リットルエンジン+6ATのコンビは神経質なところがまるでなく、かといってガサツでもなく、どんなシーンでも扱いやすくて元気によく走ってくれる。

燃費なんて細かいことは、まぁ気にしない気にしない。最高に良くはないけど、目くじら立てるほど悪くもないんだから。

こうして許せてしまうソニックのようなコンパクトカーこそ、今の日本に必要なクルマだ。エコや節約にゲンナリしている人、ご近所とかぶらないコンパクトカーが欲しい人に、ソニックの魅力は刺さるはず。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

まるも亜希子/カーライフ・ジャーナリスト
映画声優、自動車雑誌『ティーポ(Tipo )』編集者を経て、カーライフ・ジャーナリストとして独立。現在は雑誌・ウェブサイト・ラジオ・トークショーなどに出演・寄稿する他、セーフティ&エコドライブのインストラクターも務める。04年・05年にはサハラ砂漠ラリーに参戦、完走。日本カー・オブ・ザ・イヤー(2005-2012等)選考委員、AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。公式ブログ『運転席DEナマトーク!』他アップ中。

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