9日午前8時35分ごろ、北海道函館市内の国道278号で、トンネル内を歩いていたとみられる78歳の女性がトラックにはねられる事故が起きた。女性は死亡。トラックはそのまま逃走したが、警察は後に49歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

北海道警・函館中央署によると、現場は函館市木直町付近で片側1車線。女性はトンネル(スノーシェード)内を歩いていたところ、トラックとみられる車両にはねられたとみられる。

通行人が倒れている女性を発見して警察に通報。女性は病院へ収容されたが、頭部強打などが原因でまもなく死亡した。

現場にはトラックのものとみられる破片が散乱していたが、事故を起こした車両は見当たらず、警察では「逃走した」と判断。重傷ひき逃げ事件として捜査を始めたところ、現場から約30km離れた同市内で左前部が破損した不審なトラックを発見した。

警察が運転していた鹿部町内に在住する49歳の男から任意で事情を聞いたところ、「トンネル内で何かにぶつかった気がする」と供述。現場で採取した破片と破損部位が一致したことから、自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

調べに対して男は「人に当たったとは思わなかった」と供述。ひき逃げについては否認しているようだ。