マツダCX-5ディーゼル《撮影:椿山和雄》

マツダが発売した『CX-5』には、ディーゼルとガソリン2つのパワーユニットが用意される。CX-5の開発主査田中英明氏は「それぞれのいいキャラクターを生かした」と話す。

CX-5に搭載されるディーゼルエンジンについて、田中氏は「エンジン本体というより、ターボやインタークーラーが付きますし、トルクもガソリンの2倍くらいありますので、トランスミッションのキャパシティも上げて重くなっています。ガソリンモデルとの比較で、日本のオートマチック仕様では合計で70kgぐらいの重量増になります」と説明する。

異なる特性をもつ2種類のエンジンを一つの車に仕上げる難しさについて、田中氏は「チームには“人間が中心になって安心して快適に走れるようにしましょう”と話していて、その中で我々が理想とする特性は一つ、それをガソリンとディーゼルそれぞれで作り込んでいきました」と話した。

続けて、田中氏は「そうはいっても、実際には100kg程度の質量差もありますし、エンジントルクも違いますので、“それぞれのいいキャラクターは大切にしよう”と考えました」。

「ガソリンは軽いので繊細で軽快な挙動をお客さんに伝えようと考え、一方、ディーゼルは質量も重たく、トルクもワイドレンジで出ていますので、我々としては質感が高くなっていると感じていて、その質感の高さをディーゼルの武器として生かそうと、2つのアプローチをとりました」と明かす。

それぞれのベストマッチモデルについて、田中氏は「キャラクターが立つといった点で言うと、ガソリンの2WD、ディーゼルの4WDが、我々がやりたかったことが伝わる組み合わせになるかと思います。もちろん、全部いいんですけどね(笑)」と語った。

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