宮城県警は8日、泥酔状態で軽乗用車を運転したとして、65歳の男を道路交通法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕した。男は署長職も経験したことのある元警官。飲酒運転の容疑を否認しているという。

宮城県警・泉署によると、逮捕された男は8日の午前11時40分ごろ、大和町小野付近の町道で軽乗用車を泥酔状態にもかかわらず運転した疑いがもたれている。

事件直前、約300m離れた仙台市泉区泉ヶ丘5丁目付近の市道に止めたクルマの中で、酔い潰れていた男を通行人が発見。意識を失っているものと誤認し、地元消防に対して「クルマの中で倒れている人がいる」と通報した。

駆けつけた救急隊員がクルマの窓をノックしたところ、起きた男はクルマを急発進させて逃走。大和町内のスポーツ施設駐車場に止まっているクルマを発見し、職務質問したところ、男の呼気が酒臭いことに気づいた。立っていられないほどの泥酔状態だったことから、酒酔い運転の現行犯で逮捕することになった。

男は元警官で、2004年から2005年まで同署の署長職にあり、2007年3月に定年退職していた。調べに対しては「朝まで酒を飲んで車内で寝ていた。飲酒運転はしていない」と容疑を否認している。