レクサスRX350 Fスポーツ(ニューヨークモーターショー12)

トヨタ自動車は現在、レクサスブランドの再構築を進めている。内山田竹志副社長は「レクサスはグローバルで50万台の車なので、その身軽さをうまく生かして、欧州のプレミアムブランドのなかで埋没しないようにやっていきたい」と話す。

そのために4つのことに力を入れ、差別化していくという。まずはデザインで、「一目見て分かるようなアイデンティティを構築していく」(内山田副社長)こと。2点目がハイブリッド技術で、すべてのレクサスに投入してブランドイメージをつくる。3点目が安全に関わる先進技術の導入。レクサスが世界初ということをいくつもやっているので、それを加速させて欧州車よりも早く搭載する。そして4点目が販売・サービス面でのブランドづくり。「おもてなしサービスの新時代バージョンを確立していく」と内山田社長。

また、豊田章男社長は「台数でいえば、(全トヨタ)850万台のうちの50万台ですが、私のなかでは6対4でレクサスのほうを多く考えている。そうしないと、トヨタのなかで50万台の会社は負けてしまう。トヨタのなかで優先順位が低いと、世界ではなかなか戦えない」と話し、民主的な決め方をしないで、一部の人間によるスピード感のある決定をしているという。

その結果、レクサスは個性あふれる車になっていくそうだ。今年1月に発表された『GS』に続く“新生レクサス”の第2弾『RX』は明日12日に発表される。

新型レクサスGS 新型レクサスGS《撮影 三浦和也》