HEMSの構成図

東芝ライテックは、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)関連機器が経済産業省の補助金対象機器に採択されたと発表した。

経産省が公募した「2011年度エネルギー管理システム導入促進事業(HEMS導入事業)」の一般家庭などでの電力需要調整効果を高めるエネルギー管理システムとして認められた。

補助金対象として登録された同社の機器は、パッケージ機器「HEMS Aパック01」(BTR12-A01)と「HEMS Aパック02」(BTR12-A02)の2種で、東芝ライテックが5月7日から発売する。

これらパッケージ機器は、HEMSサーバと家庭をインターネットで接続するために必要なホームゲートウェイ「ITアクセスポイント」と、家庭内の電力使用量を計測する「IT電力計測ユニット」で構成する。機器と家庭にあるパソコンやタブレット端末などを活用することで、住宅で使用される空調、照明をはじめとする家電機器の電力使用量を見える化する機能、空調を遠隔制御する機能を持つ。

また、機器の制御としてスマートコミュニティアライアンスのスマートハウス標準化検討会が「公知な標準インターフェイス」として推奨する「ECHONET Lite」に対応することも可能で、住宅内のエネルギー管理を効率的に行うのに役立つ。

補助金により日本国内に民生用住宅を所有し、住宅に設置する個人または民生用住宅の所有者に貸与する法人は、登録された「HEMS機器」の購入に対し10万円の補助金が支給される。

東芝グループでは、2002年から連携してホームITシステム「フェミニティ」事業を推進し、家電を制御するための標準インターフェイス「ECHONET」を採用するとともに、フェミニティ倶楽部とITアクセスポイントによるクラウド環境でのサービス提供を進めてきた。今後、HEMS機器の市場導入を加速させるとともに、太陽光発電・家庭用蓄電池・燃料電池などの新エネルギー機器と家電を効率的に制御するようHEMS関連技術の開発を加速する。

見える化の画面