キャメロン首相日産本社訪問(4月10日)

来日中の英国のキャメロン首相が10日、横浜市の日産自動車の本社を訪問し、日産の志賀俊之最高執行責任者(COO)は、英国サンダーランド工場に大型投資して2014年から新たな中型モデルを生産開始することを明らかにした。

日産はジュネーブモーターショー12で2013年からサンダーランド工場でコンセプトカーの『インビテーション』をベースとしたBセグメントのコンパクトカーを生産することを発表したが、今回これに加えて中型モデルも新たに生産することを決めた。

志賀COOは、キャメロン首相に新しい中型ハッチバックの生産で日産の工場で新たに225人、英国で日産に供給を行う部品メーカーでは900人の新規雇用が創出される見通しを説明。インビテーションを加え英国の自動車分野では今後2年以内に、日産で625人、その他サプライヤーも加えると、合計3000人以上の新規雇用創出効果を見込む。サンダーランド工場での年間生産能力は50万台以上で、従業員数は過去最高の6225人となる予定。

新型ハッチバックの生産能力は約8万台で、サンダーランド工場では新たな生産シフトが必要となり、同工場の26年の歴史で初めて24時間体制で稼働することになる。この体制での生産能力は55万台以上となる。新規2車種の生産に加えて、2013年に生産開始予定の『リーフ』、『ジューク』、バッテリー工場の新設、『キャシュカイ』のモデルチェンジも含めてサンダーランド工場に新たに1億2700万ポンドの投資を行う。このうち英国政府の地域成長基金から820万ポンドの支援を受ける。

志賀COOは「すでに欧州で、アジア系自動車メーカーの中で最も多くの車両を生産しており、新しい車種で欧州Cセグメントの中心にいる顧客へ世界レベルの品質と優れた技術を提供する。また、英国政府の持続的で力強いサポートにより、サンダーランド工場での活動に対し長期にわたり多額の投資を行うことが出来たことに感謝申し上げたい」と英国政府に謝意を示した。

これに対してキャメロン首相は「今回、日産の横浜にある本社を訪問できたことを大変光栄に思っている。日産が英国へ投資することで、英国の労働力のスキルと柔軟性にお墨付きが与えられたことになり、私たちはこのような投資がさらに行われることを望んでおり、そのため、地域成長基金といったようなインセンティブを活用して国外企業を誘致している」と述べた。

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