帝国データバンクが発表した3月の倒産件数は前年同月比0.1%減の1040件となり、微減ながら2か月ぶりにマイナスとなった。

ただ、2011年6月の1025件以来、9か月ぶりに1000件を上回った。各種金融支援策や復興需要効果など受け、東北が29件、同35.6%の大幅減少となった。

負債総額は同23.0%増の3581億6700万円と、4か月連続で前年を上回った。負債5000万円未満の零細企業の倒産は522件、同2.6%の増加で、小規模倒産の高止まりが続いている。

業種別に見ると建設業が同0.4%減の271件、製造業が138件、同4.8%減など、7業種中5業種で前年同月を下回った。製造業は、自動車メーカーの生産が好調なこともあって工作機械、金型などの機械製造業が大幅減少した。小売業は191件、同6.1%増と唯一前年を上回った。

主因別の内訳を見ると「不況型倒産」の合計は852件で構成比は81.9%となり、34か月連続で80%台の高水準となった。