ネオパーサ浜松のフードコート(8日・新東名浜松SA下り線)《撮影 中島みなみ》

新東名にできるSAとPA(サービスエリアとパーキングエリア)は、上下線合わせて13施設。この新東名のSAとPAの一部で、特に大型の商業施設が「NEOPASA(ネオパーサ)」と名付けられた。

新しさを表現するNEOと、パーキングエリアのPA、サービスエリアのPAを組み合わせた造語だ。

新東名のSAは駿河湾沼津、静岡、浜松の3か所の上下6施設、PAは清水、藤枝、掛川、遠州森町の4か所にあり、清水が上下一体型で都合7施設ある。ネオパーサはそのすべてのSAと、清水PAに誕生する。SAだけにしかないエクスパーサとは、そこがまず違う。

新東名のSA・PAは、他の高速道路のSA・PAより全体的に広い。例えば、新東名ネオパーサ駿河湾沼津(上り)と東名エクスパーサ海老名(上り)を比較すると、敷地面積で約4.3倍、建物延床面積で約1.2倍、ネオパーサ駿河湾沼津が広い。

「これまでのものと違い、まったく新しいサービスエリアで名前もネオパーサと名付けた。それぞれに個性豊かな特徴、コンセプトを持たせ、そのものが目的地になる」と、中日本高速道路 東京支社関連事業部長の片岡慎一は自信をのぞかせる。

目を引くデザインの外観、上質な雰囲気のフードコートや、空調の効いたトイレ。一般利用者には、愛犬家に好評のドッグランが、プロドライバー向けには、コインランドリーやコインシャワーのある「ドライバーズ・スポット」が、すべてのSAに備えられているのも、ネオパーサの特徴だ。

さらに新東名では、高速道路で初めて、すべてのSAとPAで、外側から利用できる駐車場「ぷらっとパーク」ができた。特にネオパーサでは、浜松SA(上り)のように高速道路を利用する乗用車駐車場92台に対して、67台のぷらっとパークを備えた場所もある。

「それぞれ個性豊かな個性を持ち、あえて申し上げれば、テーマパークのようにネオパーサそのものが目的地なることを考えている」(前出・片岡氏)

例えば、ネオパーサ浜松は「楽器の街」、ネオパーサ清水は「クルマライフ」、ネオパーサ駿河湾沼津では「リゾートマインド」というコンセプトを持ち、建物の外観やテナントに違いがある。

ネオパーサ浜松のフードコート(8日・新東名浜松SA上り線)《撮影 中島みなみ》