トヨタ 佐々木眞一副社長(参考画像)

トヨタ自動車の調達部門などを担当する佐々木眞一副社長は9日、同社の新たな車両開発方針である「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ」(TNGA)に関する記者会見で、部品の共通化見通しなどを明らかにした。

佐々木副社長は、共通化に取り組んでいる一例としてラジエータを取り上げ、「ある仕入先では100種類くらい造っていただいているが、今現在では21種類まで集約できる見通しとなっている」と説明した。

また、ラジエータのタイプによっては、「集約化でこれまでより割高になるものもあるが、(集約により)全体では原価低減がうまく進む」とも述べた。

一方で、部品発注の集約に対する部品メーカーの懸念に対しては「そういう懸念の声は聞いている。だが、今現在は既存の発注先での効率化から取り組んでいる」とし、早急な部品メーカーの選別にはつながらないとの考えを示した。

ただ、「将来はグローバルな部品メーカーの競争になるので、そうした競争力をもつよう、(部品メーカーと)一緒に勉強したい」と語った。