プリウスα

トヨタ自動車の豊田章男社長は9日、豊田市の本社テクニカルセンターで記者会見し、2009年の就任以来、繰り返し発言してきた「もっといいクルマづくり」に向けた社内改革の成果に「手ごたえを感じている」と述べた。

トヨタは同日、「もっといいクルマ」への具体的な取り組みとして新たな車両開発手法「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ」(TNGA)を発表、大幅な商品力の向上と原価低減の両立を狙って行く方針を示した。

TNGAによる新車投入は来年以降となる見通しだが、豊田社長は「昨年来、『プリウスα』をはじめ『アクア』、『カムリ』などの新モデルがお客様の支持を得ている」とし、社内改革の浸透が進み始めているとの認識を示した。

また、豊田社長は08年のリーマン・ショックに至るまでの「右肩上がりの拡大期に、社員の間でも”つくれば売れる”という意識が強まってしまい、誰のためにどんなクルマをつくるのかを忘れていた」と振り返った。そのうえで同社の30万人の連結従業員の意識改革を図るため「もっといいクルマづくり」を訴え続けてきたと話した。

プリウスα トヨタ・アクア《撮影 高木啓》