3日午前9時ごろ、兵庫県宍粟市内の中国自動車道下り線で、単独事故を起こして停車していたクルマを避けようとしたトラックが隣車線のクルマと衝突。事故を目撃し、車外で交通整理を行っていた48歳の男性をはねる事故が起きた。男性は死亡している。

兵庫県警・高速隊によると、現場は宍粟市山崎町葛根付近で片側2車線の直線区間。最初に乗用車が単独でスリップしてガードレールに衝突。これを避けようと第1車線から第2車線へ車線変更した乗用車に対し、後ろから進行してきたトラックが追突。トラックは急ハンドルを切った弾みで第1車線側へ進入し、路肩で交通整理を行っていた男性と、この男性のクルマ、単独事故を起こしたクルマにも衝突し、4台が関係する多重衝突に発展した。

この事故で、車外に出て交通整理を行っていた大阪府八尾市内に在住する48歳の男性は全身を強打してまもなく死亡。最初に単独事故を起こした57歳の女性ら3人が重軽傷を負っている。警察はトラックを運転していた大阪府東大阪市内に在住する31歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

死亡した男性は最初に起きた単独事故を目撃。救援のために現場へ停車したが、運転していた女性は自力で車外に脱出できない状態だったことから、後続車に対しての回避を指示していたとみられる。警察ではトラックの前方不注視が事故の主因とみて、発生の経緯を詳しく調べている。