三菱ふそうトラック・バスのコンセプトモデル FUSO-Concept II

三菱ふそうトラック・バスは5日、20年後の商用車市場を視野に入れた、コンセプトモデル『FUSO-Concept II』を発表した。2032年に東京とイスタンブールを結ぶアジアンハイウェイ:AH1を走るトラックを想定してデザインスタディしたという。

FUSO-Concept IIは、FUSOブランド発足100周年となる20年後の2032年の商用車市場を想定した大型トラックのコンセプトモデル。

20年後の商用車市場では、アジアの交通網が整備されヨーロッパと直結。そして、隊列走行技術が実用化されるとともに、バッテリー・燃料電池技術が飛躍的に発展していると予想。空力と積載効率に配慮したデザインやソーラー発電での電動ハイブリッド技術を採用、隊列走行による効率的な走行を視野に入れたという。

外観は前面からのラウンド形状とし、グリルシャッターやアクティブリアフラップ、アンダースポイラーなどを採用。空気抵抗を極限まで減らしたデザインとした。キャビンは居住性を高め、室内高を確保するとともに、荷台部分との一体形状としている。

また、FUSOのデザインコンセプトであるVラインを引き続き採用。風の流れを表現しながらも力強さと精悍さをアピール。さらに計10か所のカメラによる360度の視野を実現し、安全面を確保している。

運行に関する事柄を車両が統合的に判断する統合運行管理システムを搭載。ピラーを含む運転席周りはグラスコックピット化する。ドライバーは、多くの情報の中からより少ない動作で欲しい情報のみを得ることが可能となり、労力の低下と運転への集中が可能。運転環境の変化に加え、「仕舞う」「たたむ」といった日本人の知恵を活かすことで、従来の室内長を変えずに広く快適な高効率空間を提供している。

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