トヨタ東日本学園(イメージ)

セントラル自動車、トヨタ自動車東北、関東自動車工業とトヨタ自動車は、2012年7月設立予定の「トヨタ自動車東日本」の企業内訓練校「トヨタ東日本学園」の概要を発表した。

トヨタ自動車東日本は、「世界NO. 1の魅力あるコンパクト車の提供」を実現するために、セントラル、トヨタ東北、関東自動車の3社が統合し設立。トヨタはかねてより「モノづくりは人づくり」との理念に基づき人材育成を行っており、「トヨタ自動車東日本」においても中長期を見据えた人づくりを通じてモノづくり基盤を強化するため、「トヨタ東日本学園」を設立する。第一期生の募集は2012年7月より開始し、2013年4月に開校する。

具体的には、生産技術や機械設備について学ぶ製造設備科を設置し、定員は30名。現場経験豊富な指導員のもと、厚生労働省が定める職業能力開発促進法に基づく認定職業訓練に沿った教育を1年間行い、モノづくり現場の中核人材を育成する。年間1760時間の授業は、約6割が技能実習、約3割が心身教育、約1割が学科教育の総合教育とするほか、東北のモノづくりのルーツを学ぶなど東北に根ざした教育を行う。

また同学園は、「人づくり」「環境・エネルギーマネジメント」「地域連携」の3つを柱とする「三位一体で未来の力を育てる学園」を設計コンセプトとして掲げる。

「人づくり」では、生産技術や機械設備についての専門教育を行うために必要な実習設備を学園棟に配置。「環境・エネルギーマネジメント」では、照明人感センサー、周辺緑化など、省エネルギー策を導入し、エネルギー負荷の少ない建物計画としている。「地域連携」では、学園の施設を一般開放。小学生・中学生向けの工作教室の開催や、社外者向けの短期技能講座を開催して、地域におけるモノづくり人材の育成支援にも取り組んでいくとしている。