3月31日午前0時5分ごろ、滋賀県大津市内の名神高速道路下り線・大津インターチェンジ(IC)の加速車線に停車していたタクシーに対し、後ろから進行してきた大型トラックが追突する事故が起きた。この事故でタクシーに乗っていた2人が死傷している。

滋賀県警・高速隊によると、現場は大津市朝日が丘2丁目付近。大津ICと、大津サービスエリア(SA)から本線へ合流するための加速車線。タクシーは東京のテレビ局が取材用にチャーターしたもので、事故当時は加速車線と本線の合流地点付近で停止していたが、そこに加速車線を走行してきた大型トラックが追突した。

タクシーは後部が大破。後部座席に同乗していた41歳の男性運転手が頭部強打でまもなく死亡。助手席に同乗していた28歳の男性が頭部打撲などの軽傷。事故当時、運転していた東京都江戸川区内に在住する55歳の男性にケガはなかった。警察は追突側のトラックを運転していた千葉県一宮町内に在住する41歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。1人死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを進めている。

助手席に同乗して負傷した男性はテレビ番組制作会社のスタッフ。三重県から広島県内に向かう航空自衛隊の迎撃ミサイル『パトリオット PAC3』を積載したトラックの追跡取材を行っていた。自衛隊の車列は大津SAで休憩を取っていたが、タクシーは車列を見失ってSAに入れず、加速車線と本線の合流地点で車列が出てくるのを待っていたとみられる。

加速車線の路肩には三角コーンが設置されて駐停車できないようになっており、警察ではタクシーの運転者からも事情を聞いている。