C滑走路をタキシングするアシアナ機とビジネスジェット機(手前2機)《撮影 大野雅人》

成田空港に首都圏初となるビジネスジェット専用ターミナルが誕生。30日に報道公開され、各社のビジネスジェット機がデモ展示されたが、共用開始となる31日は「まだ予約はひとつも入っていない」と関係者はいう。

第2旅客ターミナルビル南側(C滑走路側)に新設された「ビジネスアビエーションターミナル−プレミアゲート−」には、税関・出入国管理・検疫を短時間で手続きできるCIQ施設をはじめ、ラウンジ、外貨両替などがコンパクトに整備された。

これにより、要人や経営者、スターなどのビジネスジェット利用者はプライバシーを確保しながら、列に並ぶことなく短時間でスムーズに移動でき、送迎車などを同施設の目の前に寄せることができる。

同施設から専用駐機場(スポット)までは専用バスで約10分。成田国際空港は「いまのところ25人乗りのいわゆるマイクロバスを2台、VIP専用に仕立てる予定」と話す。専用駐機場には18スポットを整備。第2旅客ターミナルに駐機する定期便がない場合に限り、同施設直近のスポットに誘導することもできる。

CIQ施設のあるビジネスジェット専用ターミナルは、これまで県営名古屋空港・中部国際空港・神戸空港の中部・関西のみで、東京エリアでは初。この成田のビジネスジェット専用ターミナルに発着するには、到着・出発1回ごと25万円の施設使用料のほか、国際線で最低着陸料5万円の着陸料、6時間未満200円/tの停留料などが必要となる。

同社は「欧米と比較すると極めて少ない数字だが、成田のビジネスジェットの発着回数は2010年が約1300回、2011年は震災の影響などもありおよそ半分の約530回。今後は予約を着実にとっていき、この新しい施設を日本経済を左右させる重要なポジションとして進化させていきたい」と話していた。

「ビジネスアビエーションターミナル−プレミアゲート−」出入口《撮影 大野雅人》 「ビジネスアビエーションターミナル−プレミアゲート−」出入口。クルマはこの場所に乗り付けることができる《撮影 大野雅人》 「ビジネスアビエーションターミナル−プレミアゲート−」のラウンジ《撮影 大野雅人》 「ビジネスアビエーションターミナル−プレミアゲート−」の出国審査《撮影 大野雅人》 「ビジネスアビエーションターミナル−プレミアゲート−」の保安検査《撮影 大野雅人》 報道公開では朝日航洋・静岡エアコミュータ・中日本航空・日本エアロスペース・丸紅エアロスペース・エアバスジャパン・双日・森ビルシティエアサービスなどの実機がデモ展示された《撮影 大野雅人》 報道公開では朝日航洋・静岡エアコミュータ・中日本航空・日本エアロスペース・丸紅エアロスペース・エアバスジャパン・双日・森ビルシティエアサービスなどの実機がデモ展示された《撮影 大野雅人》 報道公開では朝日航洋・静岡エアコミュータ・中日本航空・日本エアロスペース・丸紅エアロスペース・エアバスジャパン・双日・森ビルシティエアサービスなどの実機がデモ展示された《撮影 大野雅人》 「ビジネスアビエーションターミナル−プレミアゲート−」へのアクセスルート《成田国際空港資料》 「ビジネスアビエーションターミナル−プレミアゲート−」の位置《成田国際空港資料》 「ビジネスアビエーションターミナル−プレミアゲート−」の屋内レイアウト《成田国際空港資料》