国土交通省は30日、オフサイクルにおける排出ガス低減対策をまとめ、発表した。

ポスト新長期規制適合車で、公定モードを外れた走行状態(オフサイクル)の時、窒素酸化物(NOx)排出量が増大する事例が把握されたことを踏まえ、環境省と合同で学識経験者による検討会を設置して対策を検討していたもので、ディーゼル重量車を対象に、排出ガス規制成分を著しく悪化させるエンジン制御(ディフィートストラテジー)の適用を禁止するとともに、ディフィートストラテジーの有無を検証するため既販車の排出ガス試験等により確認する。

ディフィートストラテジーとは、1種類以上の排出ガス成分を悪化(一定時間の走行で20%以上)させるものと定義。ただ、エンジンのオーバーヒート危険時やエンジン始動時、暖気過程時にはディフィートストラテジーと見なさず、その保護作動条件と解除条件を規定する。

公定モード以外のでの排出ガス量を抑制するための認証試験(OCE)の追加については、次期排出ガス規制から実施するが、適合エンジン・車両の早期導入が望ましいとしている。