BMW(バンコクモーターショー12)《撮影 工藤貴宏》

バンコクモーターショーの特徴のひとつが、車両を展示するだけでなく壮大な商談会になっていることだ。

各メーカーのブースには広い商談スペースがあり、販売店から派遣された営業スタッフが来場者から購入契約を受け付ける。メーカー側はモーターショー会場だけの特別な値引きや低金利キャンペーンを用意するなど、開催期間中の契約数増加をサポートするのだ。

驚かされるのは、会場内で契約される台数の多さ。販売店に招かれた“優良顧客”が来場するモーターショー初日のVIPデーは、プレスデー(翌日)の正式発表の前に新型車を特別に見せ、顧客の購入意欲を高める日。新型『Mクラス』と『Bクラス』を展示したメルセデスベンツは、この1日だけで100台以上の受注を受けたという。

しかし、その上をいくのがBMW。モーターショーにおいて正式に発表された『3シリーズ』はなんと、たった1日で150台以上を契約。その他のモデルも含めると受注台数は200台を超えたそうだ。

そしてロールスロイスも、VIPデーで3台、プレスデーでは1台を契約(まさかプレス関係者が購入したのか?)。なんとも景気のいい話である。

メルセデスベンツ(バンコクモーターショー12)《撮影 工藤貴宏》 ロールスロイス(バンコクモーターショー12)《撮影 工藤貴宏》